⾬樋修理の必要性

雨樋の役割・定期的なメンテナンスの必要性とは?
雨樋は、雨漏りや外壁劣化などのトラブルを防ぐために、定期的なメンテナンスが必要です。自然災害や飛来物によってダメージを受けることが多いので、目立った破損や劣化がなくても、10年~15年程に一度メンテナンスを行い、掃除は半年に1回程度行うのが望ましいです。

雨樋の役割

1.建物を雨漏りから守る
強風によって雨樋が歪曲したり、風によって飛んできたものが雨樋に当たって損傷するという被害がこれに該当します。雨樋の損傷の原因としては雪災に次いで多いです。台風による洪水や高潮は該当しません。

2.騒音対策
雨水が1階の屋根や地面に勢いよく落ちることで起きる騒音や跳ね返った雨水が隣宅の外壁を汚すなど隣宅とのトラブルから守ります。

3.シロアリ対策
雨樋があることで、水溜りの湿気による建物、基礎周りのカビやコケの発生を防ぎ、シロアリ被害に遭いやすい環境から守ります。
メンテナンスの必要性

メンテナンスをしていないと、雨水だけでなく落ち葉や砂、鳥のフンや虫などが蓄積され、雨樋の詰まりの原因となります。雨樋を定期的に清掃しておくことで雨樋の寿命アップにも繋がります。

また、台風によって雨樋が変形したり折れてしまったり、物が飛来して雨樋が割れてしまうケースもあります。ひょう害による破損だと認められれば、火災保険が適用される可能性もあります。
雨樋の破損が見られる場合には、お早めにご相談ください。
雨樋が破損していると、通常であれば外壁や基礎に当たらない量の雨が当たってしまうことになりますので、比較的短期間で外壁が黒ずんでくるなどの影響が表れ始めます。「最近、雨音が大きくなった」「外壁にコケがでてきた」「地面が削られて水溜りができた」など不安があれば、雨樋の点検をおすすめいたします。